栃木県真岡（もおか）市を本拠地とするコットンウェイ硬式野球倶楽部は、全日本クラブ選手権関東2次予選常連の強豪クラブチームです。NPO法人により運営されている同クラブは、地域の方が理事に就任し故郷への思いをエネルギーに競技環境を整備しています。この競技環境で仕事と野球を両立するために宮城県から移住した横山大地内野手を紹介します。
― 宮城県からコットンウェイ硬式野球倶楽部した理由を教えてください。
横山 仙台城南高卒業後、就職して1年たった時に、もう一度真剣に硬式野球にチャレンジしたいと思い、ホームページを調べて、競技環境が充実し全日本クラブ選手権出場の可能性のあるコットンウェイ硬式野球俱楽部に入部しました。親元を離れて挑戦したい思いもありました。
― 親元を離れた感想を教えてください。
横山 親のありがたさを知りました。掃除洗濯も自分でしています。親は偉大です（笑）
＜仕事と野球の両立＞
― 真岡市に移住し、就職先について教えてください。
横山 クラブに就職先も協力していただき、段ボール等のパッケージ製品を製造する鬼怒パッケージ株式会社に勤務しています。製品管理を担当しています。
― 知らない土地で働くことに苦労はありませんか？
横山 職場の雰囲気も良く、たいへん働きやすいです。社員の方々も私が野球をしていることを知っているので、「試合前には無理しなくていいよ！」と声をかけてくれる社員もいます。また、大会には球場まで応援に来てくれる社員の方々もいます。
― 応援のある環境で野球ができることは、やりがいがありますね。応援がある以上結果を残す必要もあると思います。野球に取り組む環境について教えてください。
横山 平日の夜間練習や室内練習場等、このクラブは仕事と両立できる環境がそろっています。スタッフの方々もすごく親切です。昨年は、全日本クラブ選手権栃木県大会では敢闘賞を受賞し、チーム年間首位打者の結果を残すことができました。
＜真岡市の魅力＞
― 真岡市の魅力について教えてください
横山 とにかく人が温かいです。あとイチゴと宇都宮みんみん餃子がおいしいです。真岡市に来て、この環境で野球ができて良かったと思っています。
― 最後に目標を教えてください。
横山 全足利クラブに勝つこと。そして全日本クラブ選手権に初出場することです。
コットンウェイ硬式野球俱楽部は、地域のコミュニティにより運営されており、人の温かさと故郷への思いを感じるクラブチームです。横山内野手には、全日本クラブ選手権初出場に大きく貢献する活躍を期待します。
横山内野手、ありがとうございました。
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